設 立 趣 旨

だれもが安心して生活できる地域社会が見直されてきています。しかし、今日において障がい等をもつ個人が社会の一員として尊重され、その生活を地域社会が支えていく仕組みは充分に確立されているとはいえません。
現代社会では、だれでも障がいや生活上の不利益を負う可能性があります。私たちは、地域で暮らす一人ひとりを大切にして、だれもが共に安心して生活できる地域社会の確立を目指しています。そのために、ここに特定非営利活動法人「まちかどサポートセンター」を発足いたしました。

理 念

障がい者や生活上の不利益をもつ人々への支援は、個人の尊厳を尊重し、支えていくことが基本となりますが、それだけでは不十分です。私たちは、それらの人々を支えるとともに、地域社会の人たちの活動と連携によるノーマライゼーションの実現を目指しています。そのために、以下の理念を掲げて活動を行っていきます。

1.個人の尊厳を最大限尊重すること。
2.障がい者や生活上の不利益をもつ人々が、その能力を充分に発揮できるように支援すること。
3.地域社会のノーマライゼーションに寄与すること。

これまでの経緯

「まちかどサポートセンター」は、瑞穂区を中心に障がい者支援を行ってきた「まちかどサポートセンター」(1999.7.1~)が限られたグループ活動ではなく、ボランティア・障がい者・家族・専門家などの市民による新しい形の「障がい者等のための地域保健福祉活動」(小規模作業所の開設、就労・生活支援・相談援助等)を開始するために、2000年6月より協議を重ね、港区の精神障がい者家族の集合体である「かもめ会」の、小規模作業所設立準備部門を引き継いで設立しました。

1.経過

1997年7月 「かもめ会」が「港保健所家族教室」(1993年10月再開)に集う精神障がい者の家族の集合体として発足
1999年7月1日 知的障がい者の就労支援グループを始め、非営利活動の知的障がい者生活サポート事業「まちかどサポートセンター」が、(瑞穂区大喜新町にある「街かど相談室」内に)発足
2000年1月22日 「まちかどサポートセンター」を会員制とし、規約を制定
2001年4月6日 特定非営利活動法人まちかどサポートセンター設立

2.母体である「まちかどサポートセンター」及び「かもめ会」の概要

「まちかどサポートセンター」は、知的障がい者の就労支援及び生活支援活動として、①基本的支援(読み書き計算、交通機関の利用、調理)②コミュニケーション支援(グループ活動、パソコン、ワープロ)③作業能力支援(縫製、軽作業)④就職活動支援(職安への同行訪問、会社訪問)などを行うとともに、障がい者全般に対する相談活動を行ってきました。
「かもめ会」は、その趣旨をして、会員相互の情報交換を通じて親睦を深める(共通の悩みを語り、助け合い、共感しあう)とともに、医療機関、保健所、精神保健福祉センター、作業所、グループホーム等の関係者の指導啓発を得て、社会に対して正しい認識をもち、障がい者の自立を目指して共に努力を重ねていくことを掲げて現在活動を行っています。

法人概要

法人名 特定非営利活動法人 まちかどサポートセンター
設立 2001年4月6日
事業内容 サイト内の事業内容をご覧ください
住所 〒455-0036  名古屋市港区浜一丁目3番16号 藤田ビル西店舗(法人事務局)
電話番号(法人事務局) 052-304-8280
メールアドレス machikado-jimukyoku8@outlook.jp